コトノハ日和

コトノハはいつもペンも紙もないときに降りてきます。

無題

平日や遅出の日に子どもたちを保育園へ送った後、静かになったリビングの、子どもたちがオモチャを散らかしたままの部屋をソファに座って眺めるのが好き。
数年前までこんな景色を穏やかな気持ちでみつめてる自分が居るなんて想像もしてなかった。未来への希望もなく昔夢みた望みもかすんでいた私の毎日に二人の光が現れて私の生活は色をかえた。
様々な岐路を越えてもなお得ることの出来なかった本当の自分を子どもたちが私に毎日教えてくれる。そうか、私はコレがしたかったんだな、コレが好きなんだな、と。何枚ものベールを重ね鎧を着込み自分ですらどれが本物なのか、いや本物が存在するのかさえ私自身疑っていたのにね。
あともうちょっとだ。あともうちょっとで届きそうだ。今年中に何かが良い方へ大きく変わるような気がしてならない。あてにならないかもしれないがそれは予感。生みの苦しみは伴うだろうけど避けられないものだから。それを手を広げて受け取ろう。