コトノハ日和

コトノハはいつもペンも紙もないときに降りてきます。

無題

何もかもうまくいかなくて行き詰まってばかりで苦しくて仕方なかった。
すがる人も頼る人もいない。もしそうしたとしても誰かを傷つけるだけだ。
重たい体をひきずって這いつくばって前だけをみて…それでも一歩も動けなくなって。

ふと思った。
私って何か一生懸命したことある?
私って諦めずにやりきったことある?

ないかも。

そんな私が救われるわけない。
このまま朽ち果てる方が迷惑かけないかも。


でもね。
気付いた。

お腹に光が宿ってからの6年。
頑張った、頑張ってる。

この6年だけは打ち捨てることはできない。
できるわけない。

ネガティブで懐の浅い私だけどこの6年間だけは見捨てるわけにはいかない。
間違ったりもたくさんしたしこれからもするだろうけど大事にしたい。

この6年間だけは、この6年間の私だけは見捨てるわけにはいかない。
私が私を信じて認めてあげなきゃ。
間違いも何もかもひっくるめて誰にだって胸はれる、そんな日々だったはず。

大丈夫。
できる、出来てる。

弱っちいけどきっとまたくじけそうになるだろうけど
きっとまた大事なことを忘れそうになるだろうけど

私は闘う。
闘っていくよ。

無題

平日や遅出の日に子どもたちを保育園へ送った後、静かになったリビングの、子どもたちがオモチャを散らかしたままの部屋をソファに座って眺めるのが好き。
数年前までこんな景色を穏やかな気持ちでみつめてる自分が居るなんて想像もしてなかった。未来への希望もなく昔夢みた望みもかすんでいた私の毎日に二人の光が現れて私の生活は色をかえた。
様々な岐路を越えてもなお得ることの出来なかった本当の自分を子どもたちが私に毎日教えてくれる。そうか、私はコレがしたかったんだな、コレが好きなんだな、と。何枚ものベールを重ね鎧を着込み自分ですらどれが本物なのか、いや本物が存在するのかさえ私自身疑っていたのにね。
あともうちょっとだ。あともうちょっとで届きそうだ。今年中に何かが良い方へ大きく変わるような気がしてならない。あてにならないかもしれないがそれは予感。生みの苦しみは伴うだろうけど避けられないものだから。それを手を広げて受け取ろう。